後悔しない!就労移行支援を見学する時の質問内容とポイント7つを紹介

見学時の質問内容とチェックポイントを7つ紹介

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就労移行支援事業所の見学のときに何をチェックしたらいいのか分からず、見学をためらっていませんか?

さらにどんなことを質問したら良いのか、事業所側からどんな質問が来るのか分からず、不安に感じることもありますよね…

私はサービス管理責任者として、これまでに300人以上の方の見学対応をしています。
その経験から事業所見学の概要、最良の事業所選択を行うために絶対に欠かせない7つのポイントをお伝えします。

本記事では以下のことが分かります。

本記事で分かること

・就労移行支援の見学の流れ、質問される内容が掴める

・見学時にチェックすべき7つのポイントが分かる

見学はご自身にあった就労移行支援事業所を選び、望んでいる働き方を叶えるための大切なステップです。

結論を一言でまとめると、「無理なく通える環境で、プロの厚いサポートを受けながら確実に就職できるか」を見極めるのが見学の目的です。

困りごとを解決し、安心して長く働くことができるように、3か所の事業所を見学して比較検討しましょう。

目次

なぜ就労移行支援の見学が必要なのか?

就労移行支援事業所は全国で約3300ヶ所あり、それぞれの事業所で特色や強みが異なります。さらに、事業所環境、職員や在籍している利用者層によって雰囲気も多種多様です。

就労移行支援の概要や利用手順について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

利用開始したら就職までの一定期間は通い続けることになるので、立地(通いやすさ)・雰囲気・事業所の広さ・設備・プログラム・スタッフ・他利用者層などが自分に合っているか確認しましょう

プログラム内容以外は見学しなければ分からないので、ご自身にあった事業所を選ぶためには見学は欠かせません。

見学を希望する際は事前に申し込みを行いましょう。
ホームページもしくは事業所の電話番号から申し込みを行えます。

家から近い事業所を探すにはワムネット(障害福祉サービス等情報検索)が便利です。

突然の訪問では見学担当スタッフが不在で、十分に対応してもらえない可能性がありますのでご注意ください。

就労移行支援の見学の詳細

就労移行支援の見学の流れ、質問内容、持ち物や服装、下準備について詳しく解説します。 

見学の流れ

大抵の事業所では「事業所について説明→事業所内の見学→見学者の困りごとや希望をご相談→次回の予定確認」所要時間は1時間前後のところが多いです。

特に身構える必要はなく、スタッフの誘導に従ったら大丈夫ですよ。

パンフレットやWEBサイトだけでは分からない、事業所の雰囲気を感じられることがメリットです。

「広くてキレイ」「なんか暗い感じがする」「静かで落ち着く」など第一印象を大事にしてください。

1人で見学することが不安な場合は、家族や友人、相談員に同席してもらうことも可能です。
資料や座席の用意が必要なので、同席者がいる場合は事業所側に事前に伝えておきましょう。

よく聞かれる質問内容

事業所によって多少異なる部分はありますが、大枠として以下のような項目を質問されます。

今の悩みや困りごと
・現在の体調
通院・服薬状況
これまでの経歴
希望する就職時期
事業所に興味をもった理由
経済事情

サービスの性質上、病歴や経済事情などプライベートなことを聞かれますが、回答しにくい場合は無理して答える必要はありません。

持ち物は最小限、服装は私服でOK

持ち物は筆記用具と飲み物があればOKです。
障害者手帳は就労移行支援の申請手続きまでに提示できれば問題ありません。

服装はスーツではなく私服でOKですが、ビジネスカジュアルを意識した服装がベターです。

服装のポイントについてさらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

見学の下準備で心身の余裕を作る

事業所見学は普段の生活よりも緊張感があり、ストレスもかかります。
そのため体調管理が一番大事です。
普段よりも早く就寝することを心がけましょう。

事前にwebサイトをチェックし質問内容を整理しておくと、相談の際にスムーズなやり取りが行えて、より失敗の少ない事業所選びにつながります。

慌てると予期せぬトラブルが発生しやすいため、10分前に事業所に着けるように時間と心に余裕を持って行動することをオススメします。

事業所の場所と当日の移動手段は前日までに確認しておきましょう。

見学時に意識したいポイント7選

就労移行支援は一定期間通い続ける必要があります。
就職に向けて安定して通所するために確認してほしいポイントはこの7つです。

見学時に意識したい7つのポイント
  1. 通いやすい立地にあるか
  2. プログラムの内容がマッチしているか
  3. 自分の希望や生活スタイルに合うか
  4. 職員の人数に余裕がありそうか
  5. 就職実績があるか
  6. 資格を持った職員は複数いるのか
  7. 利用手続きをサポートしてもらえるか

ひとつずつ詳しく解説します。

通いやすい立地にあるか

利用開始したら毎日のように通うことになるので、継続的に通えるかどうかは重要です。
電車やバスの乗り換え、最寄り駅からの徒歩移動が長くないか確認しましょう。
もし交通費が自己負担の場合、お財布へのダメージも意外と大きいので卒業するまで払い続けられるか吟味してください。

通勤練習も兼ねて遠方から通所する人もいますが、心身ともに負担がかかるので安易に選択するのは避けましょう。

プログラムの内容がマッチしているか

自分の困りごとを解決したり、学びたいスキルを習得できる環境があるか確認しましょう。

さらにプログラムは個人と集団のどちらが多いのか。
進め方は座学が多いのか、実践形式が多いのか。
目指している働き方で大きく変わるポイントなので、自分のスタイルに合うか検討しましょう。

自分の希望や生活スタイルに合うか

就労移行支援を使いたいけど「つい夜ふかししてしまう」、「朝起きれない」と生活リズムに不安を抱えている方も多いです。
逆に「働くことを想定して、なるべく長く活動したい」と考える方もおります。

事業所の開所時間の長さや、半日だけの通所が可能か確認しましょう
利用開始時の最低通所頻度が週3回以上と決まっている事業所もあるため、少ない頻度から開始したい方は事前に聞いておくことをオススメします。
その他にも在宅活動の可否、昼食の無料提供やウォーターサーバーの有無、交通費助成などがあるかどうかも外せないチェックポイントです。

職員の人数に余裕がありそうか

スタッフの少ない事業所ではこんな事態が起こります。

「スタッフが忙しそうで声をかけられなかった」
「スタッフに依頼したことが忘れられている」
「就職活動に対する支援が思ったよりもなかった」

これでは手厚い支援を受けているという実感は少ないですよね…

スタッフの人員基準は法律で定められており、利用定員20名の事業所であれば概算で5名以上いる所がほとんどです。
ただ、中にはスタッフの退職や休職、異動などで適切な人員基準を満たしていない悪質な事業所も存在します。

訓練スペースにスタッフが2〜3人しかいない場合は、スタッフの人数を聞いたり、事業所内見学時に職員を紹介してもらいましょう。

ただし、面接同行や営業の挨拶まわりなどで外出しているケースもありますのでご留意ください。

就職実績があるか

事業所の支援レベルを数値で測れる数少ないポイントです。

なるべく早く就職したい方は就職までの平均在籍期間、長く働き続けたい方は職場定着率(就職してから半年以上経過した人数)や就労定着支援の利用者数を確認しましょう。

卒業生がどんな業種に就職しているのか聞くことで事業所の得意領域も分かります。

資格を持った職員は複数いるのか

サービス管理責任者以外のスタッフは、研修を受けたら無資格でも法律上は問題ありません。

ただし、精神保健福祉士や社会福祉士、介護福祉士、公認心理師、作業療法士といった専門的な資格を持っているスタッフがいると、専門的な視点からサポートを得られます

専門職の有無は就職後の職場定着率や事業所への安心感、企業からの信頼感につながります。

スタッフの専門性を確認したいときは、「専門職の配置に関する加算(福祉専門職員配置等加算)はとっていますか?」と聞いてみてください。
この加算があれば国家資格を持った専門職がしっかり配置されているという、公的な証明になります。

利用手続きをサポートしてもらえるか

利用したい気持ちはあるけど申請方法がよく分からない…

という方は、自治体への申請手続きをサポートしてくれる事業所もあります。

具体的には、市役所まで同行して窓口の福祉課職員と話してくれたり、申請書類を一緒に考えたりしてくれます。

役所の手続きが面倒、気が重い、1人だと不安に感じる方は見学時の担当スタッフに相談してみましょう。

見学だけで利用を即決せず、体験して比較検討する

見学はあなたにあった事業所選びのスタートラインです。

見学後に体験をしたり、他の事業所と比較して慎重に検討しましょう。

例えば、飲食店で綺麗な看板や写真に惹かれて入ってみたら、全然思ったのと違った…という経験はありませんか?

飲食店なら「もう2度と行かない」と考えれば良いですが、就労移行支援事業所の場合はそう簡単にはいきません。

辞めたいと思ってもすぐに辞めさせてもらえなかったり、退所手続きも必要なんだね…

ここで見学の失敗談を2つご紹介します。
同じことにならないようご参考ください。


体験せずにその場で利用を即決してしまう

見学だけで、体験をせずに利用を決めた方がおりましたが、後々「思っていたのと違った」と言って他事業所に移る方がおりました。
体験では、見学だけでは分からない雰囲気や人間関係もあります。
体験したらすべてが分かるわけではありませんが、見学だけよりも情報量が圧倒的に多いので、適切な選択がしやすいです。

事業所の担当スタッフは話し慣れている人が多いので、相談時に「なんとなく信頼できそう」と感じさせるのが上手です。

「就職まで全力でサポートします!私たちと一緒にやってみませんか」と力強く言われると断りにくい気持ちもよく分かります…

ただ、就労移行支援の利用期間は2年間と限られているので、見学の場で即決せず、落ち着いて考えてから決断しましょう。

他事業所と比較せずに決める

1か所しか見学せずに利用を決めてしまい、環境が合わずに2ヶ月で辞めて当事業所に移ってきた方がおりました。

「焦って1か所だけしか見学せずに決めたことが失敗でした…」

と気まずそうに言っていたのが印象に残っています。

事業所は複数箇所見学しましょう。

理想は3か所です。

見学するならたくさん見て検討したほうが良さそうな気もするけど…

見学先が3か所を超えると利用開始までに時間がかかりますし、選択肢が多すぎて選べなくなってしまいます。

家から近くて通いやすい、もしくは職域・障害特化といった興味のある分野の事業所をそれぞれ1〜2か所みてみると、自身にマッチした事業所を選びやすいです。

最近ではオンラインで説明会を受けられたり、在宅活動に力を入れている事業所もありますので、比較対象に入れておくのもオススメです。

オンラインで説明会が受けられる事業所:AIやデータサイエンスが学べる就労移行支援【Neuro Dive】

在宅活動にも力を入れている事業所:在宅×ITスキルで自分らしく働く【就労移行支援manaby】

まとめ

見学の目的は自分にあった事業所を見極めることです。

当日の見学は「事業所について説明→事業所内の見学→見学者の困りごとや希望をご相談→次回の予定確認」の流れで進みます。
所要時間は1時間前後です。

事前に質問内容を整理し、余裕を持って事業所につけるように予定を組みましょう。

見学時のポイントは以下のとおりです。

見学時に意識したい7つのポイント
  1. 通いやすい立地にあるか
  2. プログラムの内容がマッチしているか
  3. 自分の希望や生活スタイルに合うか
  4. 職員の人数に余裕がありそうか
  5. 就職実績があるか
  6. 資格を持った職員は複数いるのか
  7. 利用手続きをサポートしてもらえるか

安心して継続的に通うためにも上記の7つはしっかり確認しておきましょう。

事業所の見学数は3か所がオススメです。

少なすぎたら比較ができず、多すぎたら選択肢が多くて選べない人が多いです。

地域に1つしか事業所がなくオンラインの選択肢もない場合を除いて、事業所の見学は3か所行って比較検討しましょう。

比較候補が浮かばない方は、ニューロダイブマナビーなどのオンラインで説明を受けられたり、在宅活動に力を入れている事業所があるのでオススメです。

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